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Posted on 5月 28, 2010 under 現場見学会報告 |
4月の当会「家づくり春の特別講座」で
講師をして頂きました、当会前代表のKさんの 
ご好意で、ご自宅の見学会が5月22日、23日の
2日間実施されました。
築後3年程のご自宅は、Kさんが
「いい家とは何か…」をテーマに、
これからの住まい方など2年ほどかけて
じっくり考えられました。
当会が最も重要視しているのは、
断熱・気密・暖房・換気を4要素とする
住宅の温熱環境性能です。
それを踏まえた上で、Kさんは地産地消のために
道産材を積極的に使いたいと考えていたそうです。
またリサイクルできる素材、自然素材を使うことと
「家というのは、美しくなくてはいけない。外壁から外は社会です。地域の中で生きることを意識して、通りから見ても美しいなと感じる家、外から見て気持ちのいい家をつくらなければならないと思います。」
とお話しされています。
これまでの北国の家づくりではタブーとされていた大きな北側窓には、当時は珍しかった「トリプルの高性能ガラス」を採用して、ご自宅の北側に広がる公園の景色を取り入れていらっしゃいます。
居間の最も日当たりのよい南角には、耐震性を損なわない構造での連窓があります。
こちらの窓はぺアガラスとして、あえて「紫外線をカットする高性能ガラス」の採用はせず、太陽熱の取得を積極的に取り入れることを優先されました。
窓辺には、多くの植物が置かれ大切に育てていらっしゃいました。
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Kさん自ら選ばれた古材は、住宅内の玄関、柱、梁などに力強く生かされて、どこか懐かしいような安心感を与えてくれます。
ですが「家づくり」が全て順調に行ったとは言えないそうです。
寝室の窓、お風呂など幾つかの心残りがあり、見学者にどうして失敗したのか、どのような事に気を付けると良いのかお話し下さいました。
初めて『高性能な北海道の住宅』を体験された方々は、玄関から広がるオープンな間取り、温度差の無い室内に驚かれ、窓の外に広がる景色の取り入れ方に感心されます。
又、内装にはアクセントとして、和紙を大胆に使用されています。
センスの良さと思い切りの良さに感心しました。
4月17日の講演でお話し頂きましたが、実際にご覧頂きながら「これからの住宅づくりに必要な事は何か」を考える時間になりました。
庭の木々の間に見える、穏やかな三角屋根のご自宅は、スギの外壁が自然の中に融け込み、北側に広がる公園の緑に良く似合います。
秋の紅葉の時期、冬、とそれぞれの季節に静かに寄り添うような佇まいは、あらためて「家の美しさ」の大切さを教えて下さいました。
Kさん、長い時間を頂きましてありがとうございました。
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(S/記)
Posted on 12月 30, 2009 under 現場見学会報告 |
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今回のお宅は先月に、「長期優良住宅普及促進事業」による構造見学会もさせて頂いた、”超”高性能な省エネ住宅です。
その時も大寒波(1月中旬並みの(~_~;) )に見舞われましたが、今回もまた、雪も降り出して寒い日となりました。
ですが、”暖かい家”と言うより”寒くない家”を体感するのには、良い寒さだったと思います。
・将来のエネルギー事情の不安定さを念頭に置き、重要視したのは断熱性能を最大限に上げて、
どの様な状態になってもダメージが少ない家を目指しています。
壁の断熱は最大315mm、屋根420mm、窓もスウエーデン製の超高性能な窓を一部で採用し、換気は熱交換型にして暖房エネルギーを大幅に軽減(北方型住宅の4/1、Q1住宅の約半分の燃費)。
暖房は、薪ストーブ1台。住み方にも工夫が必要です。
人の手もかかりますが、厳寒期でも一日10㎏の薪投入で済むそうです。
北海道の住宅づくりで皆さんおっしゃるのは、「暖かい家、丈夫で長持ちする家」。
そうですよね。
“家”は家族の健康と財産を守ってくれる場所です。
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それともう一つ大事なことは、省エネルギーな住宅です。
太陽熱などの自然エネルギー、エコ機器、エコポイント…と、
環境破壊を防ぐために様々な提案や、効率の良い機器類が開発されて来ました。
ですが気をつけなければならないのは、機器類は生産時に消費するエネルギーがあると言う事と、メンテナンスが必要で、寿命が比較的短いこと。
将来のエネルギー事情も不安定ですので、冷静に考えなければなりません。
我が家は、灯油のセントラルで築7年程ですが、何と、3年程で灯油の値段が3倍になった時は、真っ青!!でした(T_T)
今年は次世代省エネ基準から、気密性能基準が無くなりました。
長持ちする家づくりには、「断熱・気密・暖房・換気」のバランスが大事です。
これを「温熱環境性能」として契約事項に入れ、理解してくれる、技術の高い業者を見つける目を、今まで以上に私達建て主も持たなければならないと感じています。
今回参加された皆さんも大変熱心に見学されていました。どの様なものも完全なものはありません。
メリット、デメリットを知って、自分達家族の生活スタイルに合う選択が出来るように勉強が必要です。
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ストーブの窓から見える”火”は、何故か人の心を引きつけます。
人類の長い歴史が遺伝子の中に、何かを刻みこんでいるのでしょうか。
(S ・記)
Posted on 11月 13, 2009 under 現場見学会報告 |
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季節外れの寒い日で、皆さんしっかり防寒着姿でいらっしゃいました。
私も慌てて、冬用コートを引っ張り出しました。
札幌では、心配した降雪は無くて一安心。
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今回見学させて頂いた住宅は、会員の方の住宅ではありませんが、当会の専門会員からの紹介で、「長期優良住宅普及促進事業」に伴う公開時に学習させて頂ける事になりました。
今回の住宅のコンセプトは
・
① 石油に依存しない暮らし(断熱性能を現状では最大限と考えられるレベルまで高めた)
② 維持管理がしやすい(入居後のメンテナンス等に出来るだけお金がかからないように)
③ 長く安心して生活しやすい、空間設計(動線計画とバリアフリー)
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暖房は、薪ストーブ1台。
換気は熱交換システムを採用。
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「これからのエネルギー事情は不透明ですから、
どのような状況になっても対応可能で、
ダメージが少なくて済むようにしておくことが必要。
設備などの機器類はメンテナンスや本体寿命を
考えなくてはいけません。
先ずは、住宅本体の性能を高めておくことを考え、その後、設備や機器類で補助する…」
との説明がありました。
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断熱性能が高いので、工事途中の住宅内部見学中もあまり寒さを感じませんでした。
普段の学習会で学んでいることを、現場で確認したり、実体験出来ますので、素人である私達には、よい経験になります。
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丁度、施主のご夫婦が窓の木枠塗装をされていました。
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「入居後のメンテナンスを自分達で出来るように、外壁なども出来るところは施主ご本人にしてもらっています。」とのことで、
「これまでもこのようにして、皆さん納得して下さいます。それに、経費節約にもなりますから…2、3回経験すると手際も大変よくなります。」
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実際、ご夫婦は大変手際よく塗装を進められていました。
ご自宅への愛情も深くなりますね。
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梯子を使って、2階に上がってみました。
日も差し込み、見学者数もいたからでしょうが、ふあっと暖かさを感じました。
丁度、断熱材や防湿気密シート施工の様子が見られ、見学者の質問が続きました。
高性能の窓、木製サッシなども断熱性能を高めるためには良いですが、“木”はこまめなメンテナンスが必要です(特に南面側)
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どの様な物でも、完全な物はありません。
メリット、デメリットを知った上で自分達家族に合った製品や設備などを選ぶことが大事です。
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正に施工途中の見学で、お仕事中ご協力頂きましてありがとうございました。
又、ご施主様のご理解も頂き学習会が出来ました事、感謝いたします。
(S・記)
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≪雑記≫
11月7日(土) 小樽 へ。
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一週間前のあの寒さは一体何だったのか…と思わせるような小春日和です。
「このままもしかすると、春になるかも!」と、慌てて薄手の上着を着て小樽を散策。
風もなく、最高のお天気。
母と私の妹の三人で久し振りの親子ミニ旅行です。
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運河近くの気温計は20.6度!! 上着も脱いじゃいました。
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旧手宮線(北海道で初めて開業した鉄道の跡地)を、歴史を感じながらゆっくり歩きました。
線路近くの小さなアクセサリーのお店に入ると、小樽のガラス細工のかわいらしい小物に見とれてしまいました。
で、お土産に買ったのは、「木のつべつの木」の木工クラフト工芸品で、お菓子やデザートに添える「ミニナイフ」。
手に取るとやさしい曲線が暖かく、和菓子に添えたいと思いました。
( あっ…私、和菓子苦手でした(・.・
)

昼食は、小樽と言えば“お寿司”です。が、又々少し天の邪鬼の私です。
「たちかま料理」のお店を見つけました。
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お店の名前が何と、亡くなった父の名前と同じで、母もびっくり。
思わず、記念撮影…
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「たちかま」は、鱈の白子(タチ)で造る練り物です。
独特の食感があって、刺身風やフライ、おでん、バター焼きなどいろいろ食べられます。
今回のフライは、抹茶塩で頂きました。
「お父さん、美味しかったです。ご馳走様でした。」
(S・記)
Posted on 8月 31, 2009 under 現場見学会報告 |
2009年8月19日構造現場見学会報告
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今年度、2回目の見学会が行なわれました。
今回は構造見学会です。
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工事の都合で平日になり、さらに、ご本人のご都合と合わず、
お留守の中の見学会となりました。
間取りプランは、奥様がイニシアチブを取って進められたそうです。
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今回のお宅は、化学物質・無垢木材・電磁波・防音・防犯など、
様々な対策がとられています。
具体例として、化学物質・無垢木材過敏症対策には、使う材料を吟味し、
接着剤を極力使わないようにしています。
臭いの少ない道産乾燥エゾ松無垢材をさらに2週間以上風にさらし、EM坑酸化液の散布、断熱材に はロックウールを使うなどしています。
防音対策は、外窓と内窓の二重窓として遮音性能を得ています
ロックウールは防音対策にも有効とのことです。
又、窓の高さを、少し上げるだけで簡単な防犯対策の一つになるそうです。
吸気の冷気対策として吸気加温システム*カオーンの使用を初めて見せていただきました。
勉強会で説明は受けていたのですが、実際に見ることは大事と改めて思いました。
何事も、思い込みは危険と、今更ながら実感いたしました。
他にも、初めて目にする物が使われ、 
色々な対策がとられていました。
ご本人のお話を、直接伺えなかったのは残念でしたが、
お留守中の見学会を快く受けて下さって、本当にありがとうございました。
当日のお天気が微妙で、参加される方は幾人程と案じておりましたが、シックハウス対策への関心も高く、思った以上の参加がありました。
構造見学会は完成見学会と違い、家の仕組みがよくわかります。
構造こそが大事という勉強会の成果でしょうか。
建て主は間取りの検討段階から参加することが大事といわれています。
業者と相談しながら内装材・下地材・建具・塗料などのサンプルを取り寄せ、アレルゲンチェックし吟味し選択をしていく必要があるそうです。
そうである方もそうではない方も、他人任せにはせず、自分の権利を放棄することなく係わり、自分を守ってください。
当会は、「住居は人権である。」 ことを理念として、運動しております。
皆様、お疲れ様でした。
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・
<雑記>
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今夏、主人が裏の小屋に雨どいを付け、その先にプラスチックの衣装ケースを置きました。
お手軽“天水桶”です。(お手軽だけに、溢れた雨水は垂れ流し状態です。残念!)
これが、結構貯まります。(ジャガイモも入れて、20以上ある鉢に使っていますヨ。)
母屋の片流れの屋根にも雨樋が付いています。 
付けた当時は、“天水桶”の発想は持ち合わせていませんでした。
雨の日はすごい勢いで、下水<雨水>に流れて生きます。
(思わず・・・・あ~あ 今、水道料金が・・・)
工夫すれば何とかなるぞ!という主人を止めました。
(壁に何かあっては一大事ですから。)
これから、雨樋付きの家を建てようと考えている方、
冬には取り外せるような“天水桶”の設置はどうでしょうか?
(洗車にはダメでも、草木には問題なしです。)
(H・記)
Posted on 6月 30, 2009 under 現場見学会報告 |
今年度一回目の完成現場見学会が、当会会員のIさんのご好意で行われました。
Iさんは何年も熱心に勉強会に参加され、プランもご自分達で考え、十分に時間をかけて家づくりに取り組まれました。
Iさんは
「夫婦二人のシンプルな暮らし方を一番に考えました。
でも、土地って見ただけでは判らないものですねー。
あんなに杭を打つなんて思いませんでした。
そして、土地の関係で、屋根の向きも思いどおりになりませんでした。
北方型住宅ECOの基準をクリアした高性能の家に対しての不満は無いのですが、自分の家づくりへの想いからすれば・・・60%の完成度です。
もし、取り組みが5年早ければ、土地探しにもっと時間をかけ、プランも違うものにできたはずです。
この家の、良いところ、そうではないところ、感じ方はそれぞれですが、今後の皆さんの家づくりの参考になさってください。」と、真摯にお話下さいました。
前庭には、Iさんこだわりの蕎麦打ち小屋が有りました。
排熱を利用した融雪設備を取り入れ、広いリビングの一部が吹き抜けになっており、床と建具に無垢材が使われるなど、コンパクトな中に様々な工夫があって、趣味の充実とともに、平屋での暮らしやすい家となっていているように思いました。
北方型住宅ECOの基準をクリアし、当会が推奨しています「温熱環境性能の保証契約」に基づき、気密と換気の測定の場にも立ち会っていただきました。
測定は初めてという方も多く、大変興味深く見学されていました。

最近は、減築リフォームが話題になる中でのご夫婦二人だけのコンパクトな家づくりということもあり、会員の皆様、たくさんご参加いただきました。
暑い中、ご苦労様でした。
そして、Iさん、お引越しを控えてのお忙しい中、見学会にご協力いただきまして本当にありがとうございました。
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さて、次回7月25日の学習会は断熱・気密・暖房・換気の「温熱環境四原則」のお話です。
北海道の家づくりにおいて、断熱・気密などの性能のしっかりした家を建てることは、
それにかけたコスト以上の経済的プラスを生みます。
どんなプラス?
それって、本当なの?
などなどなど、一緒に学びませんか?
≪雑記≫
先日、夕日を見に、藻岩山ロープウェイに行ってきました。
藻岩山ロープウェイシーズンパスを使って、7回目です。( 1500円の元は充分取れてます。)
でも、行くたびにお菓子を買ってきます。(割引になるので、お得感が有りつい・・・)
ロープウェイの思惑にはまっているかも・・・・( 連れの、また・・・の視線も痛い・・)
夕日は見たのですが、
夜景までは、待てずに降りてきてしまいました。 ( 寒かったです!本当に夏?)
次は、夜景を目的に行こうと思っています。
8月31日までは市内小学生に無料開放と新聞に載っていました。
親子で行くのも楽しいかも・・・・
(H記
Posted on 2月 20, 2009 under 現場見学会報告 |
1月31日完成現場見学会
今回は、昨年12月に構造見学会をさせて頂きましたTさん宅の、完成現場見学会です。
当会会員ではいらっしゃいませんが、施工が当会の専門会員ということもあり、完成住宅の見学学習会をさせていただける事になりました。
始めに、Tさんに「家づくりに対する考え」をお話頂きました。
2年前に家を建てようと思われたTさんは、ご自身のアレルギーとお子様のことなど考えられ、体に優しい自然素材を多く取り入れた家づくりを目指されたそうです。
奥様は、まだ小さなお子様がいらっしゃる家族の集いが、キッチンを中心として育まれていくようにと考えられたそうです。
次に、施工担当者が家をめぐりながら、詳しく説明してくれました。
会員の皆さんからは、Tさんご夫妻からも考え方、こだわりの部分などの説明を受け、一つ一つため息が洩れていました。
本当に、現場見学会に参加させて頂くたびに、断熱・暖房・換気・設備機器などのいろいろな分野の技術と性能の進歩に驚きます。
今回、Tさんは「北方型住宅ECO」で建てることが出来、その進化した様々な性能にとても満足されているようでした。
道路からの視線を車庫でさえぎり、南に開いた中庭を囲むようにプランニングされたお宅は明るく、暖かく、そして遊び心があり、賑やかなご一家の様子が浮かんでくるようでした。
Tさんご夫妻、長い時間御協力いただきましてありがとうございました。大変勉強になりました。
会員の皆様、ご苦労様でした。
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さて、次回の学習会は2月21日です。
テーマは[せっかくなのでプロにあんなこと、こんなこときいてみましょう]です。
「いまさら・こんなこと・本当はどうなの?」など、どんなことでもOKです。
小さな疑問をそのままにしてはいけません。
その疑問は、案外、他の方も思っていることだったりします。
是非、この時間を有効にお使いください。
Posted on 12月 11, 2008 under 現場見学会報告 |
昨日に引き続き、こちらも200年住宅です。

こちらの住宅は、会員の方の住宅ではありませんが、施工が当会の専門会員でしたので見学会の時間の一部を当会の学習会とさせて頂けるよう施主の方にご協力いただきました。ありがとうございました。
雪もちらつく寒さもあって、昨日程は集まりませんでしたが、会員以外の方の住宅づくりを見学できるのはめったにありませんので、興味深いものでした。
雪対策
西側の道路に面して屋根付きのカーポート、車2台分と物置付きの大きな片流れ屋根と玄関周りのブロックが印象的でした。
ロードヒーティングとして「とけまるくん」を採用されていました。
ブロックは工事途中で、外壁の通気工法、ブロックの積み方など見る事ができました。
間取り
コの字方の間取りは、道路からの直接の目線を防ぎます。中央には中庭ができますので家の中どこからも庭を眺める形は落ち着いた雰囲気になりそうです。
これまでの見学会には無かった間取りで、完成が楽しみです。
北方型住宅ECO
超長期住宅(200年住宅)は「北方型住宅」の性能、構造をさらにレベルアップさせ「北方型住宅ECO」として北方型住宅サポートシステムで、記録保存されます。
住宅は個人の財産ですが、社会の財産になり、未来に引き継がれて大切に使われると嬉しいですね。
構造がよく見えて、いつも学習会で出てくる建築の専門用語や実際の工法、建材種類、使い方など、確認できるいい機会となりました。
寒い中ご協力下さいました皆様にお礼申し上げます。
また、昨日、今日と寒い中参加された会員の皆さんお疲れさまでした。
Posted on 12月 09, 2008 under 現場見学会報告 |
今年後半は、現場見学会が続いてありました。
超長期住宅(200年住宅)は「北方型住宅ECO」として先導的モデル事業として採択されました。モデル事業の推進を図るため構造現場見学会を1日以上、完成現場見学会を7日間開催する事とされています。同じ住宅の工事途中と完成現場を見られるのは、「家づくり」を勉強する私達にとっては良い機会となっています。
先月11月3日に構造現場見学会を開いた当会会員Dさんの住宅でしたので、今回説明を受けながら「アッそうだ、構造見学の時ここに配管のパイプがぐるっと回っていたね」「1階天井の所に付いていた…」等々皆さん思い出しながら熱心に見学されていました。これまでも当会の見学会は会員の方が新築、又はリフォームされる時にご協力いただき、他の会員の方々の為に現場での勉強会を開かせていただいていました。
私達素人にとって、実際に現場で「梁」「筋かい」「断熱材」…などと聞きながら手に取って見る事ができるのは、大変分かりやすく好評です。
特に「完成現場見学会」は楽しみです。
会員の方が時間をかけて考えられた、家づくりのお話が聞けますので見学時間がオーバーになりがちです。
ホテルのイメージ
Dさんも2年ほど当会で勉強しながら、様々なところに見学に行かれたそうです。
天井は高めに設計されて、空間にゆとりを感じました。「ホテルのイメージ」とおっしゃていましたが、居間の内装インテリアはホテルのロービーのようです。
シックハウス対策
また、ご家族が家具売り場に行くと具合が悪くなることがあるそうで、シックハウス対策として、家具類をオーダーしていらっしゃいました。
今度はもう少し詳しくそのあたりの事を、お聞きしたいです。
シックハウス対策として大事なのは、換気です。
換気回数0.5回/hと言うと、1時間で家の中の空気を半分入れ換えることですから、2時間で全部入れ換わることで、ホルムアルデヒドなどの化学物質汚染を希釈します。又結露防止のためにも重要です。
24時間換気の義務付けは建築基準法で定められています。
今回の見学会では、気密性能の測定と換気の測定現場を実際に見ていただきました。
こちらは、専門家に測定を依頼します。
当会では、完成後の「気密性能」「換気回数0.5回/h」の検査合格確認後の引き渡しを保証契約することを推進しています。
Posted on 9月 23, 2008 under 現場見学会報告 |
2008年9月13日(土)
現場見学会報告
~ガルバリウム鋼板の外壁に出来た“白さび”~
当日は9月中頃というのに暑い位の良い天気でした。
今年度3回目となる現場見学会は、築6年の住宅の外壁に使われていたガルバリウム鋼板に出た“白さび”を実際に見ていただくことと、建てられてから数年の住宅の見学です。
新築のオープンハウスやモデルハウスの見学はよくありますが、「実際に住んでいる状態でお話を聞く」というのは、興味ある工務店やハウスメーカーなどがありましたら是非紹介して頂き、業者抜きで出向いて、出来るだけ本音でお話していただくと良いと思います。
今回の住宅地は地盤が良くない土地であると言うことで、地盤の落ち込み、ひずみ等見ていただきました。
下水配管などのトラブルも予想されます。地面の下は見えませんから、どのようになっているか心配なところです。
地盤の弱い土地に建てる時はその対策も必要でしょう。

そして問題のガルバリウム鋼板です。
耐久性にすぐれているということで、屋根材や、外装材として使用されています。
今回屋根の方は“白さび”は出ていないようですが、部位によっては出ている事例があるそうですので、注意が必要です。
住宅が建てられた2002年のカタログと2007年のカタログを比べて見ますと「外装を美しく保つ為に」と言う扱いに大きな違いがあります。
これだけ変わっているのでしたら、使用者に注意するよう連絡すべきではないかと感じます。
一般的に外装材の劣化は、紫外線や風雨にさらされることで進むと考えられますが、この「ガルバリウム鋼板」はその逆なのです。
2008年8月15日号の「北海道住宅新聞」に掲載されていますが、雨水がかからない部分ほど“白さび”が発生しているのです。
今回の外装材メーカーの調査結果によると、白っぽいのは、亜鉛の酸化物(白さび)でこの被膜が亜鉛表面の腐食の進行を遅延させ、鉄を保護する役目を果たしているそうで、機能的に問題ないそうです。しかし、表層に付着する塵ほこりの中には、腐食性成分が含まれているので定期的な水洗いをするようにと書かれています。
なんだか、納得できません・・
耐久性に直接影響しないのに、洗わなければならない?
「ノーメンテ」だったのでは?
「機能的に問題ない」って外装材にとって “見た目” も機能なのでは?と思いました。
使用者が間違った使い方をしないように正しい情報を積極的に流し、判断材料を提供することが、トラブルを未然に防ぐことになるのではないでしょうか。


その他、食品庫、床下収納、階段、ドレーキップの窓、ハザードマップを参考にした基礎高、間取りの動線、など多くの質問がでました。
実際に見るということは、やはり勉強になります。
(S・記)
Posted on 8月 30, 2008 under 現場見学会報告 |
リフォーム工事現場見学会報告
今回は、リフォーム工事ですが、住宅性能は新築並レベルを目指すと言う高レベルな内容を紹介され、是非当会の会員の方々に見学させて頂きたいと思っておりました。
幸い、設計・監理をされている設計事務所からのご紹介があり、また施工業者が当会の専門会員でもあることなどが縁で、建て主の方、「研究会」の皆様のご理解を得て、見学会が実施されることとなりました。
今回リフォームされるAさんは、以前に一度リフォーム工事をされた時に、その工事内容に疑問を感じ、ご自分でインターネットで調べたり住宅講座などに参加されて勉強されたそうです。
その中で知り合われた設計事務所に、設計・監理をお願いし,又施工は「N研究会」の工法を採用することにして、築20年ほどの住宅をリフォームすることにしたそうです。
工事途中でしたので、構造、配管の様子などを実際にみながら説明をしていただきました。

尚、機器類は必ずメンテナンスが必要ですので、その事も考えて設置し、掃除、使い方などを確認することが大事との説明がありました。
設計士の方からは「住宅の引き渡し前に必ず、最初の設計通りの数値が出るか測定して確認すること。製品には製造物責任法と言うのがあるが、住宅にはありませんから・・」とのお話しに皆さん大きく頷いていました。
Aさんは当会の会員ではありませんが「以前の工事の時は何も知らずに言われたことを鵜呑みにするしかなく、こちらに知識が無かったので質問も出来なかった・・皆さんのお役に立つなら、是非見て行って下さい。」とお話し下さいました。
また、「人生最大の買いものですから勉強は必要です。」とも話されて、お若いAさんご夫婦がこのような気持ちをもっていらっしゃることに関心致しました。
お忙しい中時間を下さった設計事務所、施工業者の方々、Aさんに改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。
( S記 )