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平成22年度一般市民対象 春の特別講座           「家づくりの中の自己責任」 第二回ご報告

Posted on 4月 29, 2010 under 一般市民対象講座 | No Comment

日   時   4月24日 (土) 13時30分~16時30分
場 所   札幌エルプラザ (北区北8条西3丁目 )

第一部 テーマ

「 安心して快適に暮らせるための住まいづくり 」

~ 北方型住宅・長期優良住宅と業者選択に必要な事 ~

講 師   福 島  明 氏

(北海道立総合研究機構建築研究本部 北方建築総合研究所企画調整部長)

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福島氏は、北海道で快適に暮らせる住まいを研究し、当会でも推奨しています、

『北方型住宅 サポートシステム 』という、システムをつくられ、その普及促進のため、

行政と建てる側、そして、私たち消費者の架け橋として、多くの講演活動をされていらっしゃいます。

今年も特別講座の講師としておいでいただきました。

今回は、「北方型住宅」「長期優良住宅」「サポートシステム」「業者選択の指針」「断熱・気密」「暖房」「エネルギー」「換気」など、多岐にわたり、お話くださいました。

なかでも、「安心・快適な住まいづくり・・・」を、目指すためには、どうするの?という永遠のテーマについて、いま出来ることを提言されました。

北海道の住宅技術は国内と言うより、世界的にもトップレベルにあるそうです。

ですが、まだまだ、未熟な業者も多く、見極める目を持つのは容易ではありません。

そして、「いい家」から「さらに、いい家」を求めるのは、建てる側としては当然の要求です。

地震国の日本では、耐震性能はもとより、気密性能・熱損失係数を数値で示し、

真の高断熱・高気密を図った上でなければ、省エネルギー・換気・諸々の話は始まらないということでした。

まずは、「断熱・気密」ありきのようです。

では、どうしたらトップレベルの技術を持った業者と、出会えるのでしょうか?

そこで、ひとつの判断材料になるのが『北方型住宅』『BIS ・BIS-E・BIS-Mの資格』というキーワードということでした。

「家を建てるなら 北方型住宅で」という意識を持ち、設計者や施工会社を選ぶ時には

担当する設計者・施工会社が「BIS・BIS-E・BIS-M」の資格保有者であるかどうかの確認をすると良いようです。

質問コーナーでは、やはり、『北方型住宅』『サポートシステム』について、たくさんの手が上がりました。

『いい家を建てたい』という、参加者の皆さんの強い思いを感じました。

講座に初めて参加の方には、指導的立場でいらっしゃる方からのお話は、少し難しかったかもしれませんが、言葉だけではなく、図を示しての説明は、理解しやすかったのではないでしょうか。

福島様には、 短い時間の中で、北海道の住宅の性能の変遷と、これから目指す住宅づくりを具体的にお話いただきました。

お忙しい中ご協力いただきまして、有難うございました。

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第二部 テーマ

「 家づくりを分かりやすい 会話劇で 2題 」

会話劇1 「 間取り図は 自分で書いてみましょう 」

会話劇2 「住宅瑕疵担 保責任保険」ってどんな保険?


第1部の専門的なお話から、一転、学ぶ会にとって初めての試みの会話劇に準備もアタフタです。

当会一般会員さんにも参加をお願いし、会の専門部会会員と役員で

手づくりの役名の札を下げ前に並び、始まりました。

最初に、当会の代表から

『現在、住宅は「個人の財産」であると同時に、「社会の資産」と考えるようになりました。

家づくりは大きな支出を伴います。

人生を狂わすような欠陥住宅もあとを絶ちません。

素人だから知らなかった・・・と、後悔することのないようにと、この会話劇をひとつの参考にしていただけたらと思います。』と、会話劇にした目的などの紹介がありました。

さて、今回は家づくりを考えている夫婦が工務店・建築事務所を訪ね、「間取り作り」のアバイスをしてもらい、「住宅瑕疵担保責任保険」の範囲と「完成保証」の概要を教えてもらう、という設定です。

[ 間取り図 ]・・・は、プロにお任せではなく建て主自身が考えることが家づくりに必要・・・

[ 住宅瑕疵担保責任保険・完成保証 ]・・・は、私たちの考えるイメージと違うようだ、という内容でした。

会話形式でしたので、説明文を読むよりは理解していただけたのではないかと、自負しております。

それにしても・・・

立ったままで、せりふ棒読み状態!

台本を見ながらにも関わらず、とちってしまう私たち!

進むにつれて後ずさりしていき、いろんな意味で後が無い出演者達。

終ると、はた目にもはっきりわかる安堵感!

きっと、出演者以上に、見ていてくださった方々の方が、ハラハラ・ドキドキだったのではないでしょうか?

みなさん、暖かいまなざしをありがとうございます。

そして、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

出演を快諾くださり、大きな声で演じていただきました、Kさんご夫妻とDさんには

お忙しい中、読み合わせにも参加くださりありがとうございました。

北見・旭川・岩見沢・小樽・札幌の専門会員のみなさん

春のお忙しいところ、資料作りにもご協力いただき、ありがとうございました。

みなさん声が通り、その上、魅力的な声でした。

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楽しかったので、

来年も・・・企画したいな・・・と、

発案者は、きっと考えていると思います。

さて、「北海道の家づくりを学ぶ会」では、

毎月1回(土曜日)家づくりの勉強会を行っています。

見学会も随時行っています。

ただ今、22年度の新会員を募集中です。

一緒に学び、後悔のない『 納得のできる家づくり 』をしましょう。

どうぞ、皆様のご参加をお待ちしています。

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< 雑記 >

4月に山崎直子さんが国際宇宙ステーション(ISS)に行き、無事に帰ってきました。

妻で母の山崎さんの活躍は、まだ皆さんの記憶に新しいと思うのですが・・・

そんな中、野口さんが昨年の12月からずーと国際宇宙ステーション(ISS)に

長期滞在中です。

その、野崎さんの乗っている、国際宇宙ステーション(ISS)を夜空に眺めませんか?

じつは、随分前から夫婦でISSを見ては単純によろこんでいます。

野崎さんを乗せたISSが、夜空に、くっきりとそしてけっこう長く光りながら飛んでいく様は、

なんだか不思議で、その光の中に野崎さんの存在を感じ、おもわずエールを送ってしまいます。

ついでながら、イリジュウムフレア(携帯電話用衛星)も夫婦で見て楽しんでいます。

二つの札幌上空の通過時間は、ネットでの検索はもちろんですが、

札幌青少年科学館に、天文係作成の当月の一覧表が置いてあります。

暖かくなるこれからの季節、家族で夜空を眺めてはいかがでしょうか?

けっこう、いろいろな衛星が飛んでいるようです。

(H・記)

平成22年度一般市民対象 春の特別講座「家づくりの中の自己責任」 第一回ご報告

Posted on 4月 22, 2010 under 一般市民対象講座 | Comments are off

日 時  4月17日(土) 13時30分~約2時間
場 所  札幌エルプラザ2階 環境プラザ 環境研修室②
(札幌市北区北8条西3丁目)

テーマ1.

「私はこうして納得の出来る家を建てた。」

~ 当会一般会員の住宅新築体験発表 ~

テーマ2.

「いい家を建てたい!」… “ いい家 ” ってどんな家?

講 師  黒田 七重 氏

(欠陥住宅防止と被害者救済のために市民活動団体を設立。当会前代表。)

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春に向けて三寒四温、寒暖の差が大きいので、体調管理が大変です。

先日は東京で雪が降っていました。

4月の雪は明治期以来とか…

野菜、果物が被害を受けたようです (*_*;

今日17()24()の二週続けて「家づくりの特別講座」を開催します。

テーマ「家づくりの中の自己責任」です。

自己責任?家づくりは素人にはわからないので、プロにお任せしますよ!」

「保険もあるし、長期優良住宅とかで建ててもらえば大丈夫なんじゃないですか?」

本当に大丈夫?

不安はありませんか?

私達の会では、そんな疑問を大事にしています。

「なぜ?何? どうして?本当?」

疑問を持つためには、建築の基本的知識位は必要です。

勉強して、“納得出来る家づくり”を目指します。

先ず、「新築体験発表」を聞きました。

家は建てて終わりではありません。

住んでから気づく事、結構あります。

お話し下さったIさんは、当会会員で昨年“ご夫婦お二人のシンプルな暮らし”をテーマに家づくりをされ、完成見学会のご協力も頂きました。

会員の皆さまの関心も高く、多くの参加がありました。

Iさんは定年後の人生を考えられ、資格を取られてお仕事をされ、趣味も多く、ご夫婦お二人でそれぞれの世界をお持ちの方です。

「家づくりの会」の参加もその中の一つだったそうです。

以下、Iさんのお話しです。

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以前の自宅は高台にあり、見晴らしはいいのですが冬は大変。

生活しやすい土地を探し、少し狭かったのですがこれまでの場所と近かったので購入を決めました。

冬の寒い時期に、会の住宅見学会に参加し、室内の暖かさ、温度差が無い環境に驚き、このような家づくりをしようと夫婦で話し合いました。

平成20年末に基礎だけを造り、翌年春より建ち上げました。

大変だったのは、間取り…どうしても大きくなる。

会社訪問や工場などの見学もした方が良いですね。

生活して気付いた事、気になった事は

・    内部の音が響く。特に台所。

・    坪数の関係で仕方無かったが、トイレが狭かった。

・    お風呂はたっぷりお湯に浸かりたいので、小さめの浴槽が良かったと思った。

体調が悪くなった時に掴まれる手すり、狭さが良いかも…

・    床下点検しやすいように考えておく。

・    食品庫は便利なのでお薦めだが、出来たら台所近くに。

他に、雨水を活用して庭への水やり(本当はトイレへの利用としたかったが難しかった。)。但し、気を付けなければボウフラがわきます (@_@。

予定外の出費として、基礎杭、土留め、古い家の解体工事費など。

オール電化住宅。

坪数が少ないので間取りづくりで苦労もあったが、光熱費がかからないのがよい所。

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施工した工務店より、住宅性能、構造についての説明がありました。

当会では「温熱環境性能」の保証契約を薦める運動をしています。

聞いていらした参加者からの質問もあり、実際の体験談は参考になります。

Iさん、お時間を頂きありがとうございました。

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第二部は、当会前代表、黒田七重さんを講師にお招きしました。

テーマは「いい家を建てたい!」…  “ いい家 ” ってどんな家?


先ず、参加者皆さんに、“いい家”ってどんな家を考えていらっしゃるか、アンケートを取り、講演の参考にしながらお話しが進みました。

黒田さんは、ご自身が欠陥住宅被害に遭われ、多くの矛盾、疑問と裁判で戦われた経験をもとに2冊の本を出されています。

今回はその一つ「裁判官は建築を知らない!?から一部抜粋して資料としました。

始めにご自身の欠陥住宅被害と裁判の現実を話されました。

北海道で初めて、建て替えを認める判決が出ましたが要求費用の三分の一しか認められず、業者は裁判中に倒産しそれさえも、取れませんでした。

申し立てをしてから、9年後でした。

(現在でも被害者相談窓口は大変少なく、解決は非常に困難ですから当時30年ほど前は如何に孤独で大変だった事でしょう。)

「北海道の人は、建てる方も建てられる方も、考えが甘いですよ。自分の責任を追及しない。」とのご指摘を受けました。

大手ハウスメーカー、30棟位まとめて欠陥住宅としての交渉をされたこともあるそうです。

「ですが、これは私一人の力ではなく市民運動の力なんです。」

厳しい現実に、改めて「自己責任」とは何かと考えさせられました。

所で、「いい家」の“いい”ってどのようなイメージをお持ちですか?

漢字で書くと、例えば 謂謂…いい…たやすいなァ…たやすい家?

唯唯…いい…全てお任せします…唯々諾々…言いなり?

実際には、このような“いい…謂謂…唯唯”が多いのです。

「私達は素人だから、何もわからない。だからお金を出してプロに任せている。」と言う考えを変えなければいけない。

“いい”は“よい”から言いやすく変わってきた言葉。

他にも、“いい”には、良・好・善・佳という字がありますね。

それぞれ、意味が違います。


そして一番大事なのが、「耐震性能」と「温熱環境性能」と言って、室内に温度差の無い家、結露も出ません。

ですが、大変技術力が必要で、その技術が無い業者もまだ多いですから、私達建て主も勉強が必要です。

プロは技術を持ち、建て主は、耐震性能、温熱環境性能のレベルを決める…自分の家ですからね。

間取り図は、その家で、どのような住み方、生き方をするか考えることです。

人任せにはできませんね。

新しい法律や保険が出来て来ましたが、それだけでいい家はできません。


きちんとした現場監理能力、責任者の社長の目が届いている事、そして自己責任(自分を守る)が必要なのです。

この会では、細かな事いろいろ聞けますので是非勉強して、安心出来る楽しい家を造って頂きたいと思います。

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お二人の経験による、アドバイス、細かな問題点の指摘は矢張り消費者目線でしか分からないことで、これから予定されていらっしゃる方に大いに参考になったと思います。

終了予定時間が過ぎてしまいましたが、中身の濃い時間になりました。

大きな拍手で終わりました。

ありがとうございました。

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※ 第二回講座 4月24日(土) 13時30分~16時30分  ※

場所は今回と同じ、エルプラザ2階です。

テーマ① 「安心して快適に暮らせるための住まいづくり」

講師 福島 明氏

(道総研 建築研究本部 北方建築総合研究所 企画調整部長)

テーマ② 家づくりを分かりやすい会話劇で!

○  間取り図は自分で書いてみましょう。」

○  「住宅瑕疵担保責任保険」ってどんな保険?

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これからの家づくり、一緒に考えてみませんか?

参加ご希望の方は直接会場へお越しください。

ご参加、お待ちしています。

(S・記)

平成21年度 一般市民対象 春の特別講座 第三回ご報告

Posted on 4月 29, 2009 under 一般市民対象講座 | Comments are off

テーマ 住宅瑕疵担保責任保険」 について

~ トラブルを避けるために知っておくこと

講 師  種村 俊勝氏(財団法人 北海道建築指導センター 業務課長)

場 所  札幌エルプラザ 札幌市北区北8西3

日 時 425日(土)1330分~約2時間

今年101日以降に引き渡される新築住宅には、新しい保険制度が義務づけられ、建築業者には、引き渡しから10年間の保証が義務づけられます。

今日は、その保険会社のなかの一つ「財団法人 住宅保証機構」より、種村氏においで頂き 素人の建て主にもわかるように 保険内容がどのようなものなのか、説明して頂きました。

日頃、建築関係の業者への説明が主で、一般の素人である建て主への説明は初めてとのことです。

建て主自身の関心が低いのか、知らない方が多いのでしょうか…

保険に加入するのは、業者を通してですので、建て主が直接加入するわけではありませんが、自身の住宅ですから知っておきたいですね。

住宅工事が始まる前に、保険についての「重要事項説明」がありますが、建築の素人にとってその内容を理解するのは、大変だと思います

種村氏は、これからマイホームを予定している人は、業者に対して次の4項目の確認をして下さいと言われました。

① 契約する業者が瑕疵担保保険か、供託か。

② 保険の場合、国土交通大臣指定の保険会社か。

③ 保険の内容(保険の限度額など)

④ 供託の場合は、供託金額、時期などの確認。

平成17年に耐震偽装があり、構造計算偽装によって、多くの被害者がでました。

しかも責任を負うべき業者が倒産して、被害者は二重のローンに苦しむことになりました。

その対策の一つとして、平成19530日に「住宅瑕疵担保履行法」が

できました。

この法律で、トラブルを起こした業者が倒産しても、建主への保証が可能となりましたが、「保証がある!」と安心する前に全てを保証している訳ではありませんので必ず内容確認して下さいね。

保険の対象になるのは

※ 構造耐力上主要な部分…基礎、土台、柱、梁、筋かい、壁、屋根

※ 屋根、外壁、開口部からの雨漏り

※ 但し業者の故意、または重過失で不具合が起きた場合は保険が支払われません。この場合、それこそ建て主は被害者なのですから、救うべき対象なのではないでしょうか!

他に、参加者より多くの質問が出ました。

・ 自然災害の場合は対象外とのことだが、工事の不具合が原因と考えられる場合は。

・ トラブル事故発生時の保証は、原状回復に必要な額を「見積もり額」とすると20%減額の意味は?

・ ペナルティーは元請けだけが被ることになるのでは。

・ なぜ保証期間は10年間なのか。

・ 地盤保証(住宅保証機構はオプション)の場合、不当沈下ではなく、全体沈下(道路を含めて)の場合は?

・ 雨漏りの修理は、何回でもいいの?

・ 雨漏りがソーラーパネルやストッパールーフによる場合は?

・ 工事内容が変更になった場合。

・ 建て主に保険会社から送られてくる書類はどのようなもの?

他に、白アリ、ひび割れ、重要事項説明、などについての質問に答えて頂きました。

熱心な応答が続き、予定時間がオーバーしてしまいました。

素人である建て主にとって、前もって、「住宅瑕疵担保保険」について勉強できましたことは大変参考になりました。

種村様、お忙しいところご協力いただきましてありがとうございました。

来月より、「北海道の家づくりを学ぶ会」月例学習会がはじまります。

今日学習しました「保険」ですが、生命保険、健康保険と同じでやはり万一でも使わなくて済むようにしたいですね。

その為には、少しの努力が必要です。

一緒に、勉強しませんか?

ご入会お待ちしています。

第一回 月例学習会

テーマ 住まいづくりの計画から完成までの流れ

家づくりは土地選びから始まります。

良い家とはどんな家?家づくりの中の自己責任とは

場 所 札幌エルプラザ 札幌市北区北8西3

日 時 1330分~ 約2時間

ご不明な点がございましたら、事務局にお問い合わせください。

※ 体験参加もできますので、直接会場にお越し下さっても結構です。

(S・記)

平成21年度 一般市民対象 春の特別講座 第二回ご報告

Posted on 4月 27, 2009 under 一般市民対象講座 | Comments are off

 

テーマ 1  当会一般会員の住宅新築体験発表

         「私はこうして納得のできる家をたてた。」

 

テーマ 2  家づくりのためのインテリア雑学

 

       講 師 伊藤 実枝子氏 

          (株式会社 コンフィー 代表取締役)

 

    

場 所  エルプラザ (札幌市北区北8条西3丁目)

日 時  418日  1330分~約2時間

 

 

 

 

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テーマ① 当会一般会員の新築体験発表

                                          

 

 

当会の会員のAさんは昨年11月に構造見学会・12月には完成見学会とご協力をいただき、今回の体験発表の依頼にもご快諾いただきました。

 

「話は上手くありませんので…」と、ご自分で資料を作って来て下さいました。

 

A さんの奥様とお子様はマンション派、ご主人は一戸建て希望ということで、マイホームセンターやモデルハウス・モデルルームに足を運んで勉強されたそうです。

「回れるところは全て回りました。旭川にも行きました!。」

回りながら、会で学習したことなどを色々話していくと、「詳しいですね、建築関係の方ですか?」と言われてしまいました。と、苦笑。

 

そして「是非、図面を描かせて下さい。」と言われたら、自分達の欲しい家の要望・希望を箇条書きにして営業マンに渡し、間取り図を描いてもらったそうです。

その時には当会の温熱環境性能と耐震性能を合わせて提示し、これを契約し保証することを求めたそうです

 残念ながら、土岐氏が話をした業者で、この条件を呑んでくれるところは無かったそうです。

 

 様々な経験や業者とのやりとりを、ユーモアたっぷりに話され、今回Aさんの施工を請け負った会社の印象も、率直に語ってくださいました。

(私たちも、勉強になりました。)

 

「皆さんの前で話すのは苦手で、緊張したのか朝早く目が覚めました!」と言ってらっしゃったのは、冗談でしょう!と言うほど、話が巧みで、おもしろく、聞き逃した方は本当に残念!と思いました。

 

会で発表してくださる方達の話は、何故おもしろいのでしょうか?

その心の中には、

『みなさんの家づくりの参考になって、いい家づくりをして欲しい。』という、熱い想いが感じられます。

 

(目の前に、業者がいても本音トークです。

普段の学習会でも本音で語り合える、環境にあるんですね。)

 

大きな、拍手が贈られました。

 ありがとうございました。

 

 

 

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テーマ Ⅱ  家づくりのためのインテリア雑学

 

    講 師  伊藤 実枝子氏 

        (株式会社 コンフィー 代表取締役)

 

 

伊藤氏は、建築設計や快適な生活のためのスキルアップセミナー開催などでご活躍されていらっしゃいます。

今回は、色と収納についてお話いただきました。

 

 

 

『 色 』

 

①簡単“色”の使い方  ②なりたい貴方になれる“色”

③ご主人(異性)は何色  ④黄色派?青色派?

⑤流行に惑わされない ⑥色の体感温度?

⑦その他

 

 色使い一つで「やる気が」起きたり「リラックス」できたり。印象がずいぶん変わるのですね。

病院やレストラン、会社…個性や色の使い方など今日教えて下さったことを思い出しながら見ると、違った見方が出来るのですね。

 

  

『 収 納 』

 

   収納を考える時、手持ちの数を把握しましょう。

   性格は変えられない! (何だかホットしました…)

   収納場所はアイデアしだい。

   隠す収納も、ものによる

   その他

などの中から、特に気になった点は・・・

 

 周りが白すぎると、すべてを浮き立たせてしまい、奥様の老い(しわ・しみ)も…目立ってしまう ^_^;

 

 照明は煌々とつけない、“明るすぎる“は安らぎ・団らん向きではない

 

 インテリア、迷ったら(ベージュの濃淡+ブラウン)が基本・・・でした。

 

 ところで、ピンクの好きな私って・・・愛を求めていた??

そのうえ、おそろしいですねー・・6年前に建てた我が家は、内壁が白~です。

どうりで、最近、主人の目が・・やっぱり老いが・・??

 

 

 

さて、「住まいづくり春の特別講座」は、次週が最後となります。

住宅瑕疵担保責任保険について建築指導センターの種村氏にお話いただきます。

 

 

○場 所  エルプラザ2F 環境研修室2

○日 時  4月25日(土) 13時30分~15時30分

 

これからの方には大事なお話です。皆様の参加をお待ちしています。

 

そして、21年度の新会員も募集中です。

毎月1回の家づくりの勉強会で一緒に学び、あなたも「納得の家づくり」をしましょう。

どうぞ、参加をお待ちしています。

 

 

< 雑記 >

 

4月14日、室内に置いていたシダとゼラニュームをポーチに出しました。

16日、起きたら雪!

あわてて取り込みましたが・・・シダが凍傷です。

早すぎました・・・。トホホです (-“-)

 

姿の良かったシダが、今は、みすぼらしくも健気にポーチを飾っています。

 シダの他に何を飾ろうかと、園芸の広告が気になっている最近です。

 

(H・記)

 

 

平成21年度 一般市民対象 住まいづくり春の特別講座     第一回 ご報告

Posted on 4月 19, 2009 under 一般市民対象講座 | Comments are off

テーマ  これからの北海道の家づくりの基本とすること

~温熱環境と省エネルギー~

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講師  福島 明氏  (北海道立北方建築総合研究所 居住科学部長)

場所  エルプラザ (札幌市北区北8西3)

日時  4月11日(土) 13時30分~15時30分

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福島氏は30年にわたり、北方型住宅の研究活動(行政にも関与)をされ、北海道の住宅性能技術向上に力を注いで来られました。

これからの住宅政策には「中古住宅」の市場の活性化が必要と考え、新築住宅の性能値レベルを上げると共に、建築記録を残して“道”が管理保存するシステム「北方型住宅サポートシステム」を立ち上げられました。

昨年度、国の「超長期200年住宅(現・長期優良住宅)」先導的モデル事業に採択され「北方型住宅ECO」として道内で123戸、建てられました。

長持ちする住宅は、省エネルギーになりますし、環境を守ること、社会資産を作り出すことにもなります。

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福島氏は、省エネルギー住宅にする考え方、方法はいろいろありますが基本は断熱をしっかりすることと考えているそうです。断熱材は初めに入れるとほとんどメンテナンスなど必要なく、性能が持続しますので効率が良いとのお話でした。

機器類と違い、確かにそうですね。

又、気密、換気は目に見えないものですので、とくに注意が必要です。気密性能値は、住宅のレベルを表す代表値とも言えますし、建築業者の基本的レベルが測れるものです。只、数値競争のようになっている感じもありますのでどのように測っているのかを、教えて下さいました。

換気についても、不都合がおきていても分からない部分ですので、日頃からの維持、管理、特に掃除を定期的にすることが大切とのお話でした。掃除がしにくいとついつい面倒に思い、後回しにしてしまいがちですが、健康に関係してきますので気を付けなければいけませんね。長持ちする家づくりには、掃除、メンテナンスのしやすさが大事な条件になりそうです。

もう一つ大事なことは、建て主としての自覚、責任者としての意識についてです。(当会の学習テーマと一致です!!) 私達日本人で、契約書をきちんと読む人は殆どいない、業者=プロなんだから、分かってくれる、知っていて当然と考えて、人任せにしてしまう。トラブルが起きてから 後悔しても遅いのです。

本当にそのとおりです。大きな買い物をするのですから特に、自分や家族を守るために、良い家づくり、財産づくりになるように人任せにせずにしっかり、勉強しなければと改めて思いました.

研究者の方のお話を直接伺える機会というのは、中々ありませんので、質問も活発に出まして、良い勉強になりました !(^^)!

平成21年度 住まいづくり春の特別講座

Posted on 3月 29, 2009 under 一般市民対象講座 | Comments are off

今年度も、4月に三週続けての「春の特別講座」が開かれます。

家づくりで迷ったり、悩んでいらっしゃる方、一度のぞいて見て下さい。

消費者の消費者による消費者のための勉強会です。

是非、ご家族でいらして下さい。

以下に講座内容をお知らせ致します。

新築?リフォーム?

どっち?

欠陥住宅被害の未然防止のためには。基本的な建築知識が必要です。

「素人だから知らなかった」と後悔することがないように、家づくりを学んで

みませんか?

住居は安心して暮らすための人間の権利です。

賢い住宅づくり(長持ちする住宅)あ、建て替えローンに追われることなく資産を守り、

自然をも守ります。

地球は子孫からの預かりものです。

当会は月に一度、土曜日に学習会を開いております。

会員を募集しておりますので、詳しくは事務局までお問い合わせ下さい。

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開催日及び講座テーマ

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講座名 「家づくりの中の自己責任」

場 所  エルプラザ2F環境プラザ 環境研修室

(札幌市中央区北8条西3丁目)

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日 時

第一回 4月11日(土) 環境研修室1・2 13:30~15:30

(定員60名先着順)

テーマ  これからの北海道の家づくりの基本とすること

~温熱環境と省エネルギー~

講 師   福島 明氏

(北海道立北方建築総合研究所 居住科学部長)
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第二回 4月18日(土) 環境研修室1・2 13:30~15:30

(定員60名先着順)

テーマ ①  当会一般会員の住宅新築体験発表

「私はこうして納得のできる家を建てた」

発表者  土岐 賢一氏

テーマ②  家づくりのためのインテリア雑学

講師 伊藤 実枝子氏

(株式会社 コンフィー 代表取締役)

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第三回 4月25日(土 )環境研修室2   13:30~15:30

(定員40名先着順)

テーマ 住宅瑕疵担保責任保険について

~ トラブルを避けるために知っておくこと~

講 師   種村 俊勝氏

(財団法人 北海道建築指導センター 業務課長)

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対 象  一般市民 ( 参加費 一家族あたり、各回500円 )

一般市民対象講座「家づくりの中の自己責任」 第2回

Posted on 4月 26, 2008 under 一般市民対象講座 | No Comment

テーマ [1]
当会一般会員の新築住宅体験発表
「私は、こうして納得のできる家を建てた」

場所は前回と同じく、エルプラザです。今日は13時30分からなので、12時45分に鍵を受け取り、ゆっくり準備が出来ました。
講師の福島氏は当会の前身である「欠陥住宅を考える会」でもお招きしたことがあり、大変分かりやすいお話で好評でした。今日は14時からの予定でお願いしていましたが、テーマ [1] の体験発表を聞きたいとのことで早くにいらっしゃいました。

テーマ [1] 私はこうして納得のできる家を建てた (体験発表)

お話し下さったAさんご夫婦は、今年3月に新築住宅での現場見学会へのご協力もして下さいました。見学に来られた方は、ご夫婦の大変嬉しそうなご様子とご自宅への愛情を感じられたと思いますが、基礎まで進んだ工事を中止し、途中で業者を変えるという大変な決断をされました。

欠陥住宅被害に遭わないために大事なのは、「危険予知能力」です。
Aさんご夫婦にはそれがありました。見積書をその都度しっかり確認し、疑問点は業者に聞かれています。その時の対応で業者の本質が見えてきますね。この時点で不信感を持たれたそうです。
そして着工。これもAさんは現場確認で写真を撮り、メジャーなどで測っています。
住宅づくりは財産づくりです。
業者がその意識をどれだけ持ち、誇りを持って仕事をしているのか・・Aさんは現場を見て涙が出そうな程のショックを受けたそうです。「まるでゴミ捨て場」とその散らかり様を表現されていました。一つ一つの材料は建て主が貴重なお金で買った大切な財産です。どの様な業者か工事現場を見ると分かります。
基礎工事にも不安を感じ、ついに工事をストップさせます。その後、様々な情報収集や相談、出会いを経験され当会の前身「欠陥住宅を考える会」への相談となりました。
「やめた方がいいね!」代表の言葉に、これ程はっきりしたアドバイスは初めてで逆に「エッいいんですか?」と聞いてしまったそうです。
その後の代表の話に納得でき、契約中止を決心することになります。
後で代表が「今までも相談を受け、やめた方がいいと言っても本当に止める人はいなっかたね~」と褒めて!(^^)! いました!

Aさんにとって幸いだったことは、土地の地盤が良かったこと。基礎工事が大変雑でしたが、欠陥ではなかったので手直しして使えたこと。工事がプレカットまで進んでいなかったので、前金として振り込んだ以内で済んだこと。相手の業者が必要経費のみで解約に応じてくれたこと、です。
残りの工事は、会の専門会員が引き継ぐことになりましたが、この様な場合、住宅の保証問題など様々な問題を解決しなければならず、引き継ぐ業者側も難しいのです。
Aさんの頑張りは「いい家を作りたい」この強い思いが支えになったようです。

新しい業者との打ち合わせには、新鮮な驚きを持たれたようです。質問にもイヤな顔せずわかりやすく、丁寧に答えてくれる。プランづくりにも新しい提案、アドバイスがあり、再び家づくりの楽しさを取り戻したと話されました。
一生懸命さは業者にも伝わります。新しいパートナーづくりは簡単なものではなかったようですが、ご家族と共に強い気持ち、諦めない気持ちで乗り越えられました。

2007年6月3日に着工し、6月14日に工事中止、7月当会に相談して、契約解除。11月1日新しい業者と契約、着工。2008年3月竣工。という流れです。

Aさんは、工事現場が常にきれいに掃除され、基礎がまっすぐなラインに直っているのを見て感動されたそうです。引き継ぐ業者も、突然にしかも途中からの工事、施主との関係づくりで努力されたと思います。
当会が提唱する100年長持ちする住宅は、基礎・構造の部分で「温熱環境の4原則」の大切さを訴え、気密・換気については保証契約基準値を設定しています。
しかし、それだけでは「いい家」とはなりません。建て主にとって将来も含めて、生活しやすい空間プランが大切です。
イメージも大切です。これらのソフトの部分をどれだけ相手に伝えられるか、そしてプロ側は、どれだけ素人の建て主から引き出せるかが「納得のできる、いい家」に結びつく鍵だと思います。

最後に、これから家づくりを考えていらっしゃる方へのメッセージをお願いしました。

Aさんは「自分たちは何も知らなかったので、相手の言うことをそのまま受け入れるしかなかった。ある程度の建築知識を持ち、相手の回答に対して話が出来ることが必要」と話されました。
体験談に耳を傾けていらっしゃいました会員の皆さんの大きな拍手で、少し緊張気味のAさんもホッとされたように笑顔が戻りました。
引っ越しされたばかりのお忙しいなか、お話して下さいましてありがとうございました。大きなメッセージになりました。

家づくり会

テーマ [2]
建物の省エネルギーと新エネルギーの取り組み
~地球の為に何ができるか?~
講師 福島 明氏
(北海道立北方建築総合研究所 居住科学部長)

講師の福島明氏は北方型住宅の推進、北海道住宅のレベルアップのための研究をされています。住宅研究の専門家のお話を直接聞くことが出来、国の政策などのお話も分かりやすく説明して頂きました。

1.200年住宅と自己責任

これから家を建てる方はラッキーだそうです。今の住宅レベルはつい最近、10年ほど前に出来上がったもので、日本の在来木造工法の進歩、特に北海道の住宅レベルは世界でもトップクラス。でもその技術を業者が皆持っている訳では無いのです。業者を選んでください。
福島氏の経験では、気密性能が高い住宅を提供している所は、断熱性能もしっかり施工していますので「気密性能はどの位出しているか?」と確認すること。

200年住宅というのは売れる家、価値のある家ということです。
アメリカでは、サブプライム問題で100兆円の社会資産が失われたと騒がれていますが、日本ではこの20年間で残った資産は50兆円。アメリカは500兆円です。日本の住宅は如何に価値がないか・・と言うことです。
これから大事なことは、住宅に価値を付ける事です。北方型住宅はその点を踏まえ、また、日本人の自己責任に対する考えをも踏まえた上での登録制度です。
しかし、そのためには、先ほど体験発表されたAさんがおっしゃったように
自分で質問できるように勉強することが必要です。

2.新エネルギーとは、そしてその効果は

北海道の戸建住宅の暖房エネルギーは全国の4.5倍ですがドイツより少ない。それは、「暖房は家のために」するものとヨーロッパでは考えられているからだそうです。人が居ない時でも全室最低の温度を保ちますから、エネルギー量は多くなります。(ここでも、家に対する認識の違いを感じます。)日本では、部分暖房で寒さを我慢しながら生活していますね。

暖房の消費エネルギーを削減するには、第一に断熱・気密性能を高めることです。金額面で元をとるのは難しいのですが、断熱材のグラスウールを作るのに出るCO²排出量は、グラスウールを100㎜入れると10年で元が取れるそうです。
しかし中途半端な断熱はかえって家を腐らせるので技術が大事です。

太陽電池は研究所でも開発中です。屋根を太陽電池パネルにして戸建で300万円程かかり、耐用年数は50年位です。
でも、何にお金を使うかと言うことです。
Q値1.6からQ値1.0にするのに40坪で100万円かかりますが、平均暖房費は半分になります。

ヒートポンプも同じ考えで、施工に250万円かかります。
日本の技術力は大変高いので、本州ではメリットがあり推奨されていますが、北海道型ではCOP(成績係数・車の燃費のようなものらしい)がまだ低く1.5 で30%の省エネだそうです。しかし、動くものは壊れる事も考えると、本体(家)をしっかり造り、ずーっと家がなくなるまで断熱効果が続く方が効果があるのではないでしょうか。

しかし、これから灯油がもっと高くなるとしたら、今のうちに太陽電池にして置くと言うのも考えの一つかも知れません。

コージェネレーションについては、熱効率は80%程です。政策的な事などがありよく分からない面がありますが、耐用年数(ガスタービン)は10年ほどだと思います。定期的な検査も必要ですのでメンテナンスにはお金がかかるようですが、家族が大勢いてお湯などエネルギーを沢山使う家庭には、メリットがあります。

3.やっかいな換気の話題

換気についての法律基準を設けているのは、世界中で日本だけです。シックハウス対策を考えてのことですが、計測するときは、必ず暖房を入れ、できれば25度以上にして測って下さい
入ってくる外気を温め室内に入れる事が省エネ対策となります。ただ、掃除、保守が必要ですので、きちんとした管理をして下さい。
最近の熱交換換気は熱回収率90%になり大変良くなりました。その他、水蒸気を回収するタイプとしないタイプもあるので、使い分けもいいと思います。
日本製は、外国製にくらべると値段は3分の1ですが、熱回収率は60%ほどです。

パッシブ換気については、Q値1.6(現行の住宅省エネ基準)ではあまり意味がない。Q値1.0からだと効果的で暖房費が少なくなります。しかし自然の力はパワーが弱いので、逆流するのは当たり前という事を理解して採用して欲しいのです。

私は実は、気密測定法を作った人間なのです、国のJISも作りました。今北方型住宅の目標基準は2㎠/㎡です。20年ほど前(昭和60年代)の高気密住宅と言われていた住宅の隙間はどれくらいあったのかと言うと、新聞紙1枚分。一般住宅は新聞紙を開いた大きさでした。日本の在来木造住宅の進歩は驚くべきもので、特に北海道の住宅レベルは世界でもトップクラスです。

なにを使うにしても建物の気密性能はできるだけ上げておくことです。後からは上げられない。

でも業者は選んで下さいね。

(代表 佐藤・記)

家づくり会2

平成20年度 一般市民対象講座「家づくりの中の自己責任」 第1回

Posted on 4月 19, 2008 under 一般市民対象講座 | No Comment

テーマ 「いい家って何だ?」
講師 住宅雑誌リプラン編集発行 株式会社 札促社代表 三木 奎吾氏

今日から、いよいよ「北海道の家づくりを学ぶ会」の実質的な活動が始まります。この講座は2回あり、来週26日(土)も同じエルプラザで行われます。役員、専門会員と打ち合わせをしながら準備してきましたが、19日が近づくにつれ忘れている事はないか? どのくらい参加していただけるか? 会の代表としての挨拶は(おしゃべりはOKですが、挨拶となると・・)イヤイヤ、悩んでいられない。大事なことだけ見ることにしましょう。

会の目的は、欠陥住宅被害を防ぐこと。そのための「場」を確保することです。そのために、役員を引き受けて下さった方、共に運動して下さる専門会員の皆さんに感謝して前だけ見ていくことにします。
各新聞社に資料を送り、北海道新聞社から取材の申し込みを受け 4月11日(金)の夕刊に当会の記事が掲載されました。

また、住宅雑誌「リプラン」Vol80の創刊20周年記念号144ページに広告を載せました。多くの方の目に留まり「家づくり」について考えるきっかけになって欲しいです。また、これらの記事や広告のお陰で消費者だけでなく、プロの方々からもお電話いただきました。
「住居は人権」この理念は住宅づくりの基本と思います。素人とプロが共によきパートナーとして協力して「いい家」が「いい街」造りに繋がっていって欲しいと考えています。

さて、今日は、とても暖かい。コートがいらないくらいです。早めに会場に着き準備したいのですが、鍵の受け渡しは15分前となっていて、忙しかった!今回は、13時から「発会式」を行ったので、エルプラザは椅子、机もこちらで並べ(片づけも)なければならず、準備中に参加者がいらして少しバタバタしてしまいました。すみませんでした。
ですが40名程の席はほぼ埋まり、一同ほっといたしました。
テーマ「いい家って何だ?」はそのまま私たち建て主が、良く考えなければならないことです。漠然としたイメージで家づくりに入りやすいのですが、その事がトラブルの原因となるのです。

講座では、日本の住宅の歴史を縦軸に、三木氏がこれまで見てこられた日本各地の家の特徴を横軸とし、多くの写真で説明していただきました。
つくづく感じたのは、日本住宅の美しさです。そして、日本の国土の広さです。地域ごとの家づくりに先人の知恵が生かされている事に、改めて感動し、そして羨ましさを感じました。
私達、北海道の家はどうだろうか・・きれいだろうか、北海道の風土を表しているだろうか、北海道らしさは何か・・など写真を見ながら考えていました。
以前、旅行で山口県方面に行った時に民家のデザインの美しさ、屋根の重々しさに見とれました。瓦屋根なのですが、「石州瓦」といって、より高温で焼き上げた瓦で耐久性も高く、最低でも30年、うまく使えば50年持つそうです。
きらきら日に輝いて大変綺麗で、色は3色程だったと思います。黒が一番高級だそうですが、実際にそのように見えました・・少なかったし・・茶系と赤系が多かったように記憶しています。

三木氏のお話は、ご自宅の建築や会社の建設時の様子等に及び、失敗談や様々なアイデアを2時間余りにわたり、楽しくお話していただきました。
アンケートでの感想では、大変参考になった。面白かった、これからも参加したい。家を建てる前に学びたかった。知っている事が少ないので全てが勉強です。大雪と家の実例がもっと見たかった(主婦の感覚で)などが寄せられました。

皆さん、家づくりの楽しさと難しさを改めて感じられたのではないでしょうか。ご参加ありがとうございました。
三木 奎吾氏には講師をお引き受け下さいましてありがとうございました。

(代表 佐藤・記)